看護師の仕事の辛いこと大変なこと

看護師の仕事の辛いこと大変なこと

産婦人科の医師と看護師
産婦人科の医師と看護師

私は現在、産婦人科で働いている現役の看護師です。

私は看護師になって16年になります。

その間に看護師として経験した、看護師の仕事の辛いこと、大変なことなどいくつかの問題について書きたいと思います。

「看護師」と言うと世間的にはよいイメージですね。

例えば、初めて会った人に、仕事は何をしているのかと聞かれて、看護師だと言うと、「すごい」 と初めて会った人に言われることが多いです。

しかし、実際には、私は白衣の天使でもなんででもありません。

もちろん傷病者の世話もしますし、人の命を預かっているのだからすごいと思われるのかもしれませんが、逆に感染症や排泄物に対処しなければならないので、危険で汚い仕事です。

私が看護師だからといって、なぜそう思われるのかわかりませんが、すごいと思われることに抵抗があります。

それに、特に男性に私の職業を話すとき、看護師はアダルト的だと思っている人が多いです。

実際、白衣を着てミニスカートをはいているかと聞かれたことがあります。

私はこのイメージがあるのが本当に嫌です。

男性にとっては、考えずにはいられないことかもしれませんが、言葉で表現されたくないのです。

看護観と人間関係の問題

看護師としての仕事の中で問題になるもう一つのことは、看護観と人間関係の問題です。

病人やケガ人の世話をするにあたって、私たちに求められていることは、できるだけ最善の方法で彼らを世話し、彼らが通常の日常生活に戻るのを助けることです。

医師は病気やケガを治すための薬や処置を担当し、必要に応じて手術を行います。

看護師の仕事は、医師の指示に正確に従い、心身ともに病気やけがを治すために必要な行動をとることです。

例えば、病気やケガで食事がとれなくなったときに食事を介助したり、排泄の介助をしたり、病気やケガでうつ状態になっている人が元気になるように介助するなどです。

また、患者の問題を特定し、計画を立て、介護を実施し、結果を出すのも看護です。

しかし、特に患者さんが亡くなった場合、医師の治療にも限界があるように、介護にも限界があることがあります。

私はもう少しケアしていればよかったと思う時があります。

また、一生懸命頑張っているのに患者さんが亡くなったり、介護がうまくいかないと、自分の無力感を痛感します。

もちろん、そのような経験を通して成長します。

私はこのようにして多くの経験を得たと思います。後輩からは、「さすがに患者さんのお世話が上手ですね。」と言われることがあります。

もちろん、経験を重ねたからだと思いますが、この仕事では何年経っても自分の無能さを感じ、それを何度も経験しているのです。

残念ながらに私は決して完璧ではありません。

看護師同士の人間関係の問題

また、誰にとっても一番難しいのは人間関係です。

この人間関係のために多くの人が仕事を辞めていきます。

今は男性の看護師が増えていますが、女性の看護師の方がまだまだ多いのが現実です。

また、看護師になる女性の多くは気が強いです。

このことは、彼らの多くが利己的で、話し合いの後でさえもしばしば衝突してしまうことを意味しています。

また、プライドが高いからでしょうか?先輩と後輩、リーダーと被指導者の関係では、上の人が強くて下の人を泣かせることが多いです。

どの職場でも同じことが起こると思いますが、特に看護師業界の人間関係は激しいです。

人間関係でいじめられたこともありましたが、いじめをしていたのは師長さんだったので仕方がなかったのでやめました。

看護師として、仕事に責任を持つのは当然ですが、看護はチームワークが大切なので、人間関係がなければ続けられません。

どこの病院に転職しても、人間関係には問題があります。

しかし、大変な仕事ですが、看護師はやりがいのある仕事です。

今、看護師として頑張っている人たち、これから看護師になる人たちも、このような問題があるからといって、看護師として頑張ることを止めないでほしいと思います。

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